本記事では、2級学科試験のおすすめの勉強方法について紹介します。
結論、過去問を周回して正答を丸暗記するだけでOKです。
その理由について、解説していきます。
過去問演習ページは下記よりアクセスできます。
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【ウェブデザイン技能検定】2級学科過去問一覧
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①ウェブデザイン検定学科試験2級の概要
概要は下記の通りです。
問題数 | 40問 |
問題方式 | マークシート
(15問⚪︎×問題。25問が4択問題。) |
試験時間 | 60分 |
合格点 | 全40問のうち、28問以上の正解で合格
(正解数は⚪︎×、4択関係なし) |
合格率 | 30%から40%(実技を含む) |
試験範囲は下記となっています。
- インターネット概論
- ワールドワイドウェブ(WWW)法務
- ウェブデザイン技術ウェブ標準
- ウェブビジュアルデザイン
- ウェブインフォメーションデザイン
- アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
- ウェブサイト設計・構築技術
- ウェブサイト運用・管理技術
- 安全衛生・作業環境構築
②合格点について
試験の概要から分かるよう、試験問題40問中、28問正解すれば合格です。
しかも、40問のうちの「15問⚪︎×問題」と「25問4択問題」の正解数の区別なく、28問でOKとなっています。
③試験問題は過去問から25問程度出題される
例年、40問のうち過去問とまったく同じ問題もしくは、⚪︎×を逆にした問題や問題文の言い換えだけなどと、ほぼ同一問題が25問程度出題されています。
例えば令和5年度第3回試験の過去問からの出題は下記の通りです。
(完全な同一問題が過去問にある場合は◎、文言の言い換えのみでほぼ同一問題が過去問にある場合は⚪︎)
令和5年度第3回試験 | R5第2回(過去問) | R5第1回(過去問) | R4第4回(過去問) | R4第3回(過去問) | R4第2回〜R1第1回(過去問) |
第1問 | ⚪︎ | ||||
第2問 | ◎ | ||||
第3問 | ◎ | ◎ | |||
第4問 | ⚪︎ | ||||
第5問 | |||||
第6問 | ◎ | ||||
第7問 | |||||
第8問 | ◎ | ◎ | |||
第9問 | |||||
第10問 | ◎ | ◎ | |||
第11問 | ⚪︎ | ⚪︎ | |||
第12問 | ◎ | ◎ | |||
第13問 | ◎ | ◎ | |||
第14問 | ◎ | ◎ | |||
第15問 | |||||
第16問 | |||||
第17問 | |||||
第18問 | |||||
第19問 | ◎ | ◎ | |||
第20問 | ⚪︎ | ||||
第21問 | ◎ | ||||
第22問 | |||||
第23問 | |||||
第24問 | |||||
第25問 | |||||
第26問 | ◎ | ||||
第27問 | ⚪︎ | ||||
第28問 | |||||
第29問 | ◎ | ||||
第30問 | |||||
第31問 | ◎ | ◎ | |||
第32問 | ◎ | ||||
第33問 | |||||
第34問 | ◎ | ◎ | |||
第35問 | ◎ | ◎ | |||
第36問 | ◎ | ◎ | |||
第37問 | ◎ | ||||
第38問 | ◎ | ◎ | |||
第39問 | ◎ | ◎ | |||
第40問 | ◎ | ||||
◎の数 | 2 | 1 | 14 | 17 | |
⚪︎の数 | 1 | 5 |
表から分かるように、令和5年度第3回試験は、過去問と完全な同一問題が21問、文言の言い換えのみでほぼ同一問題が5問出題されました。
上記の通り、過去問内容を取りこぼしなく正答すれば、合格点の28問のうち26問クリアできます。残りの2問は、過去問演習で培った知識と、⚪︎×4択問題のまぐれ正解で達成できてします。
また、傾向として昨年度の同回(令和5年度第3回 の場合は、令和4年第3回)から、完全な同一問題が14問も出題されています。
今回は、表に示しませんが、令和5年度第2回、第1回ともに、過去問から25問程度出題されており、また、昨年度の同回から多く出題される傾向にありました。
④おすすめの勉強方法は過去問周回して丸暗記
40問のうち25問程度と多くの問題が過去問から出題されることから、試験の勉強方法としては、とにかく過去問を暗記することが重要となります。
逆に言えば、合格するためには、過去問の暗記意外は何もしなくても大丈夫です。
よく試験勉強は、内容を理解することが重要と言われますが、試験を受験するにあたっての最大のミッションは「試験に合格する」ことです。過去問の暗記でだけでは、内容の理解に至らないかもしれませんが、試験合格という観点からは、過去問暗記で必要十分となります。
そして、おすすめの過去問周回方法は下記の通りです。
- 最新の過去問からR1年度の過去問まで行う
- 1回を解き終えるごとに、答え合わせを行う
- 間違えた問題は、数回紙に書き出して次回間違えないよう暗記する
- この過去問周回を3周以上行う
過去問を3周程度行えば、過去問を丸暗記できるます。2級の学科試験の勉強としては、これだけです。
⑤勉強スケジュール
この過去問周回3周を、3週間前から毎日1時間30分程度の時間を使い、試験前日までに行いましょう。
そして、毎日の1時間30分の勉強時間で過去問を3回分解きます。
このスケジュールであれば、最新からR1年度の過去問を3回以上周回できます。
そして、試験前日から当日にかけては、出題率の高い、昨年度の同回を重点的に繰り返しましょう。
逆に、3週間以前からの過去問周回の勉強はおすすめしません。
というのも、それより前から過去問を解いても、過去問の暗記物をわすれてしまうおそれがあるからです。
なので、過去問暗記を目的とした、本勉強方法は3週間前からで勉強開始で大丈夫です。
⑥参考書は買わなくていい
一応、参考書籍の「ウェブデザイン技能検定2級ガイドブック」も販売されているが、購入する必要はありません。
理由は、本参考書は教科書タイプの書籍だからです。出題範囲や専門用語の解説が並んでおり、試験にて点数を取るということに直結していないからです。
それをするよりも、過去問周回で丸暗記して、過去問と同問題を取りこぼしなく正答することが重要となります。なので、参考書籍は購入する必要がありません。
ただ、試験以外にも役にたつ内容が記載されているため、試験に望むにあたっての安心材料やHTMLやCSSの勉強として購入するのはありだと思います。
本参考書はこちらより購入できます。
⑦まとめ
ウェブデザイン技能検定2級学科試験のおすすめの勉強方法は、ひたすら「過去問を周回して過去問を丸暗記する」ことです。
試験は40問のうち25問程過去問より出題されるため、過去問さえ取りこぼしなく正解すれば、合格点の28問を達成できるからです。
なので、過去問を3周行い過去問を丸暗記しましょう。
それ以外の勉強は何もしなくて大丈夫です。試験の最重要課題は内容を理解することでなく、合格することです。なので、合格に向けて最短距離の、過去問周回の丸暗記をするべきなのです。
過去問演習ページは下記よりアクセスできます。
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